当たり前ですが一人というのは自由な時間を確保することが出来るという事です。

釣り、読書、散策、昼寝、料理

すべてが自分一人で決めることができるので、逆もしないでボーっとしていてもOKです！
何ならテントの中で映画鑑賞やゲームをしていたって誰にも文句は言われません！(ヘッドフォン必須)

自然の中で最大限自分のくつろげる空間を作って楽しむかをよく考えて準備していくといいでしょう！
キャンプだからというようなバイアス(先入観)をかけないで、今自分がどんな時間を過ごしたいのかを考えることがとても大切です。

これは筆者の体験ですが、独り身の時は月に数回のソロキャンを行っていました。
ソロキャンは一人の時間をしっかりと確保したいためメジャーではないあまり知られていないようなキャンプ場や、水場のない無料のキャンプ場を利用していました。

するとソロキャンを行いたい属性の人は同じようなキャンプ場に集まるもので、ソロキャンパーが多く訪れるキャンプ場に行くことが多くなります。

1人でキャンプを楽しんでいると、ある方に声を掛けられました。
その方は自転車で日本一周を行っていた人でした。
ガスが無くなってしまい分けてもらいたいとのことで声を掛けてきたのですが、私も話を聞きたくなりそのまま一緒に食事をしていました。
気が付けば周りのソロキャンパーも参加して4人で食事をしました。

ソロキャンパーだからと言っても一人じゃないと絶対にダメだという事もなくすごく貴重な体験をしました。

そういった経験が実は数回あります。

知らない方と話すのはとても楽しいものです！
そんな機会はあまりないとは思いませんがソロキャンを行っているとそんな一期一会もあるかもですね！

筆者がソロキャンを行う時は普段では購入できないような食材を1品用意すると決めています。
最大限のくつろげる空間作りの一環ですね！
たった一人前ですし地元の特産品などが多いです。
なかなか食べれない食材を食べたという事はそれだけで貴重な経験と思い出です！

調理している時間も本当に楽しく、何にも追われることのないゆったりとした時間は現代人にとって心のオアシスになってくれます。
ちびちびとお酒を呑みながら飯盒炊飯をして肉や魚をじっくりと焼く時間はすでに最高のシチュエーションです。

とてもお勧めなので予算と相談しながら試してみて下さい！

上記の写真は15年ほど前の筆者のソロキャンプ飯です！
コンビニで購入した冷凍の鍋焼きうどんです！
これの良いところは熱源が一つあればあっという間に美味しい食事が完成するということです。
失敗することもないし安定した美味しさがあります。
なんと次の日の朝はこのアルミ鍋を再利用してインスタントラーメンが定番でした。
食事よりも移動やバイクに乗る楽しみが上回っていたのかもしれませんね。

今でも出来合いのおでんやパック寿司やテイクアウトの弁当などもガンガン活用しています！
便利になったこの世の中サクッと美味しいご飯ができるので大活躍です！！

自宅で食事の準備をしていくと現場ではとても時短になり面倒な食事準備時間を減らくことが出来ます。
野菜はカットしておいてジップロックへ。
お米は洗って規定量の水を入れてジップロックに入れておくことで給水も完了していてあとは炊くだけ！
肉も味付けをしておいたり、必要なソースは調合済みにしておくと本当に楽です！
余計な生ごみを出さなかったりと本当にお勧めです！

筆者は焼き鳥を自宅で串打ちして持っていくことで食材費も減らすという事をしています。
ここまでの焼き鳥を購入したり、キャンプ場で串打ちするのはかなり大変です。
ゆっくり過ごすソロキャンがバタバタと過ぎていくのはもったいないのでこういった準備はしておくと良いでしょう！
ソロキャンのみならずファミリーキャンプやグルキャンでも使用でいる方法ですね！

キャンプ場の近くにはいろいろな地元のお店があると思います。
海の幸や山の幸を近くの道の駅や港などで仕入れて本日のメインにしてしまいましょう！
新鮮な食材はどのように食べてもおいしいですが、購入時にお勧めの食べ方を聞ければなお良いでしょう！
普段食べれないような貴重な食材や、考えたことのないような食べ方を経験することが出来るかもしれません。

必ず食材が手に入るという保証はありませんので、手に入らなかった事も考えた計画を考えておくと良いでしょう！

車でのソロキャンならば載せれる荷物は多いと思います。
万能調理器具であるダッヂオーブンがあればいろいろな料理を楽しむことが出来ます。
煮る、焼く、揚げる、蒸かす、炊く、茹でる、燻すなどこなすことが出来ます。
じっくり焚き火を楽しみながら半自動で食事が出来るのはとても楽でありおいしく食べれます。
パエリアやローストビーフなどをキャンプで作ってしまう人もいるくらいです。
もし失敗しても咎める人は誰もいません。
色々な調理に挑戦するのにも良い機会だと思います！

大人の皆さんは毎日仕事に追われ、気が付くとあっという間に一年が終わってしまう事でしょう。
筆者もしっかりサラリーマンなので大なり小なり疲れやストレスが溜まります。
顧客対応やノルマ、後輩育成や事務処理など皆さんも大変お疲れでしょう。

そんな中ソロキャンを行って大自然の中で、何にも追われることのないストレスフリーな状況で身体を置いておくと日々抱えていた悩みや疲れが和らぎまた来週から頑張ろう！という気持ちになっていきます。

非日常はソロキャンならではの魅力と言えるでしょう！

ソロキャンは一人で行うもの。
すべては自分の責任の上でキャンプを行わなければなりません。
もし道具を忘れたらどうしますか？
１，買いに行く
２，近くの人に借りる
３，ほかの方法を考える　など
トラブルが起きた時は自分で考えて行動しなければ解決しません。
キャンプを行うと大なり小なりトラブルが発生してくるものです。
ソロキャンの数をこなせばこなすほど自己責任感、トラブル対処能力がアップしてくることでしょう！

森深くのキャンプ場や穴場のキャンプ場ではその日誰もいなくキャンプ場内でもソロキャンプする場面が多くあります。筆者は何度も経験しているのでおそらくほかの方も同じかと思います。
森深く灯りもない中で自分一人しかいないのは結構怖いものです。
獣が出てくるかもしれない。
不審者が来るかもしれない。
霊的な何かがあるかもしれない。
など本当に恐怖を感じることもありました。

ある時からそんな恐怖はあまり感じないようになりました。
これは孤独に慣れたのかと思います。

孤独に慣れる必要はありませんが、ソロキャンを行っていくと身につくものの一つとなるかもしれませんね！

アニメやSNSで女子のソロキャンパーもかなり増えている昨今。
比例してトラブルや事故も増えてしまっているのも事実です。
残念ながら女性ソロというと色々なことで危険度が上がってしまうのも事実。
盗難やナンパなど全然楽しくないことがあるかもしれません。
１、管理人室に近いサイトを選ぶ
２、助けが呼べる位置に別のキャンパーがいるサイトを選ぶ
３、森深くのキャンプ場全体でソロキャンにならないようにする
４、離れるときは施錠をするように
５、携帯の電波が届くキャンプ場を選ぶ
など、慣れるまでは上記のように様々な角度から注意してください。

ただキャンプしていると多くの女性ソロキャンパーもおりますので安心してくださいね！

筆者は被害を受けたことはありませんが、SNS上ではかなり多くの盗難被害を見ています。
キャンプギアには高額なものも多く、みんな同じようなものを使用しており中古でも高額取引されるものもあります。
ちょっとトイレに行った隙に、ちょっと水を汲みに行った隙に盗難にあってしまう事もあるかもしてません。
楽しいキャンプがもう二度と行きたくなくなるようなトラブルに発展してしまうリスクが高いのがソロキャンプです。
出来るだけキャンプサイトから離れない、離れるときは施錠をする、持っていくものは安価な物などしっかり対策を行いソロキャンプを楽しみましょう！

ちなみに筆者は万が一の時の為トレイルカメラという狩猟で使用される赤外線カメラを設置しています。
人や獣に反応して動画や写真を撮ってくれるポータブルのカメラです。
盗難にあわない努力も必要ですが、盗難にあってしまった時のことも考えておくと良いと思います。

山奥でキャンプをしていると獣の被害もあります。
鹿やタヌキ、猪や猿などその地域によって様々です。
キャンプ場内で管理人すらも帰宅してしまい自分一人しかいない状況においては頼れるのは自分だけです。
獣を呼び込まないために食事が終わって寝る前には生ごみ処理はしっかりしておきましょう！
臭いが出ないように2重以上に袋に入れて、さらに箱に入れてテントの前室などに置きましょう。
外に出しっぱなしにするとお客様が来てしまいます。
ほとんどのキャンプ場では問題ないでしょうが山奥のキャンプ場は注意が必要です。

ソロキャン中に何かしらの事故に巻き込まれないとも言えません。
何かあった時にすぐに家族の方が状況把握するために自分かいつどこのキャンプ場を利用するのか、いつ帰宅するのかを伝えておくのが良いでしょう。
今ではLINEなどもありますので生存確認を定期的に行っておくと家族も安心できます。
何にしても最悪のことを考えて行動しておくのが重要だと筆者は思います！