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キャンプ中の雨対応策を紹介します!

キャンプの予定日に雨が降っていたり、せっかくのキャンプをしているのに急に雨が降ってきたり、自然の中で行うキャンプでは雨がいつ降ってくるか分かりません。

元々の予定であれば対策をしっかりしていたりすることはできますが、急な雨は予定が大きく変わってしまい、とても大変です。

しかしせっかくキャンプをしているのであれば、雨キャンプを楽しんでしまえばいつもと違うキャンプをすることができます!

筆者も長いことキャンプをしていますが、雨が降ってくると雨の日にしかできないような楽しみ方をしています。 面倒くさがらず向き合うことで雨キャンプを楽しんでしまいましょう!

キャンプ中の雨は楽しむもの

雨のキャンプは 楽しめないという方も非常に多いと思います。
しかし普段できないような体験が行えたり、諦めてテントの中で一日過ごしてみたり、雨降る中と外を見ながらゆっくり過ごす時間は実は晴れのキャンプでは絶対に行わないことですね。
確かに色々なものが濡れてしまったり、テントの中に雨が侵入してきていたり、どこに行くにも濡れたりするのは嫌なものかもしれませんが、この体験は必ず自分の成長につなげてくれます 。
タープの張り方一つでどうやったら水が入らないのかを考えたり、グランドシートの敷き方も改善することができます。
雨のキャンプは普段気にしていなかったテントの設営方法や、テント周りの設置方法を今後より良くするために自然がくれたチャンスと考えています。

もちろん台風や風の強い日は危険を伴うのでできるだけ避けるようにしますが、普通の雨であれば十分キャンプを楽しむことができると思います!

キャンプ中での雨で知っておく大切な事

雨キャンプを経験しまくっている 筆者の経験をもとに、大切なことや知っておくと便利なことを記載したいと思います。
基本的には安全第一でキャンプを楽しむものです。
風邪を引くぐらい雨が強かったり寒かったり、信じられないほどの水がテントに侵入してくる場合は勇気ある撤退をしたほうがいい場合もあります。
周りのキャンパーさん家管理人さんによく話を聞いて自己判断で楽しんでください !

タープは必須

タープは雨の日に非常に有効です。体感がありますが8割以上の雨を遮断してくれます。むしろタープがなければ外に出しているキャンプギアはすべてビチョビチョになってしまって後からが非常に大変です。
またタープの張り方も非常に重要です。ピンと張っていないと雨が溜まって一気に流れてくると泥が飛び散りテントなどがとても汚れてしまいます。
傾斜をつけながらピンと張り風向きを注意しながらタープを張ると良いでしょう!
急な通り雨とかであればロープを一旦外しキャンプギアを覆うようにしておいて飛ばされないように重しを付けておけば一時的に避難することができます。
筆者はタープだけではなくブルーシートも念のために用意してあります。
タープやブルーシートは雨キャンプの守護神の一つと言えるでしょう!

グランドシートはテントより少し小さめに

グランドシートの基本でありますが、テント本体よりは少し小さめもしくは同じサイズのものにしましょう。
なぜかと言うと、もし雨が降ってきた場合にテントよりグランドシートが大きいと、グランドシートの上に雨がかかったり、テントの雨がグランドシートの上に流れてきて、そのままテントの下に水が浸入してきてしまいます。
この水は基本的にはテントを片付けるまで地面に染み込む事はなく逆にテント内に水が浸入してくるリスクとなります。
逆に少し大きめのグランドシートであれば織り込むことによって少し高くなるので水を侵入することを防ぐことができやすくなります。
キャンプ場に行くとたまにテントよりグランドシートが出ているキャンパーさんがいますが雨が降ってくるとテント内に水が染み込んでくる可能性があります。
グランドシートを敷くのかということを再度理解する必要があると思います。
グランドシートは下からの湿気を防ぐ役割と上からの水の侵入を防ぐという役割があるということを知っておいてくださいね!

テント内に水が入るのは縫い目から

テント内に水が浸入してくる一番の要因はテントの生地の縫い目です。
新品の時にはしっかりと防水処理がされていますが何度も使用していると防水の効果がなくなってきて、そこから水がどんどんと染み込んでくるのが定番です。
普段のメンテナンスで縫い目に防水スプレーなどを塗布しておくことで水の侵入を防ぐことができますが、大きなテントであればあるほど全体に防水スプレーを完璧に施すのは非常に困難です。筆者もテントの片付け前には必ず防水スプレーを塗布しますが雨に打たれた場合に縫い目から水の侵入をさせてしまうことは多々あります。
そんな時に行う方法が二つあります。
一つ目はロウを塗りこむことです。 キャンプの灯りで使うろうそくを水の侵入がしてくる所の外側に塗り込むことで水の侵入を防ぐことができます。 ロウは簡単に水の侵入を防ぐ役割をしてくれます。一つぐらい持って行くことをお勧めします。
二つ目は写真にあげているような防水のテープを貼り付けることです。非常に強力なので一度貼るとなかなか外すことができませんが、容易に水の侵入を防ぐことに活躍してくれます。このテープは万が一テントが破れてしまった時や、その他タープなどのハトメが外れてしまった時に活躍しますので、こちらもキャンプ道具の一つに入れておくと色々と役立つときがありますよ!

テントのスカートは確実に

テントにはスカートというものがあるということは知っていますか?
写真に載せているところがスカートです。これは雨が降ってきた時に水がテント内に侵入しないようにするためのものです。
晴れているキャンプの向きでは特に内向きに入っていようが押さえてなくても問題ないですが、雨の日にこのスカートがしっかりされていないと室内に水が浸入してきてしまう恐れがあります。
またグランドシートがこのスカートより先に出ているとグランドシートの中に水が入ってきてしまい同じく室内に水が浸入してきてしまいます。
写真のように石や薪などを置いてテントについた水が確実に外に流れるようにしておきましょう!
どのテントメーカーも耐水の検査をしていますがどれもきちんと設営されている状態での検査です。 一般的なテントもワンポールテントもこういったスカートがありますので雨が降る前に必ず確認しておきましょう!

濡れて困るものはテント内か車内に避難

ポータブル電源や木製のキャンプギア、鉄製のキャンプギア、 布製のキャンプギアなど濡れてしまうと後のメンテナンスや故障の原因になるようなものは雨が降り始めたら一番に片付けしましょう!
一番安心なのは車の中に避難させることですね。車が隣にあるようなシチュエーションであればすぐに片付けて晴れたらまた出すようにするのがリスクが無くとても良いでしょう。
急に雨に振られた場合にもゴミ袋やバスタオルなどで緊急に雨を遮るのも忘れずに行いましょう!
焚き火台やダッチオーブンなどの鉄製品は、水に弱く濡れたまま放置すると錆びてしまう恐れがあります。濡れた場合にはタオルやキッチンペーパーで水を拭き取り、必要があれば油をさしておくことで次回使う時も安心して使用することができます。

キャンプ場選び

今あなたがキャンプをしている地面は何でしょう ??
砂、砂利、土、芝生など様々なキャンプ場があります。
砂や土は泥になりぬかるんだり汚れたりすることが多く雨の日にはあまり向きません。
砂利や芝生は比較的水はけが良く、雨キャンプの時もあまりストレスなく行うことができます。
またキャンプ場の低いところだったり、くぼみがあったりすると水が溜まったり流れてくることがありますので雨が降りそうな天気であれば考えながら設営することをお勧めします!

川辺のキャンプは撤退を

もしあなたが川の横でキャンプをしているのであれば非常に危険です。
あなたの周りがあまり雨が降っていなかったとしても、上流の方で大雨が降っていた場合は鉄砲水に流される危険性があります。
鉄砲水は非常に恐ろしいもので逃げる間もなくテントや人を一瞬で流してしまいます。
これは生命の危機です。
雨が降っていなくても川の横でキャンプを行う場合は上流の地域で雨が降っていないかの確認を必ず行なってください。

また川の中州で行うキャンプは非常に危険です。ニュースでも何回も取り残されて救助されたり、重大な事故になってしまうことが多々あります。これも鉄砲水によって起こされる事故です。やってる時は楽しいかもしれませんが、かなりのリスクがありますのでこれを読んでいる読者さんは必ず避けるようにしてくださいね!

雨キャンプで楽しむ方法

ここでは筆者が実際に雨の日に楽しんでいる内容をご紹介したいと思います。
あくまで一例になりますので他の楽しみ方もご自分で探してみてください!

”ククサ”作りに挑戦!

”ククサ”というものをご存知でしょうか?
写真にあるようなコップです。これを玄人のキャンパーは自分で作っています。
一本の木から切り抜いてできる”ククサ”は非常に人気で作るのは非常に大変です。
くり抜き用の専用道具がありますが 彫刻刀などでも作成することができます。
筆者は雨の時にこれを作っていますが未だ完成していません。非常に難しく時間を潰すにはとても有効です。
完成することができれば非常に愛着のある世界にひとつだけのコップが誕生することでしょう!

読書に没頭

大雨で何もすることができない時は開き直って読書をするのも一つです!
筆者は小説を読むことが好きで普段の余暇にも読んでいます。
キャンプ中は何かと忙しくゆっくりする時間が取れない時もありますが、雨で全ての事が出来ない時は開き直って読書をするのはとても有意義な時間になります。
自然の雨音を聴きながらの読書は上質な読書時間に変わります。
大自然の中で淹れたコーヒーを飲みながら読書をするのはとてもおすすめです!

家族やパートナーとゆっくり過ごす

雨の日には傘をさして森を散策したり、トランプやボードゲームをテント内で行なったり、将来のことや学校のことなどをみんなで話し合ったりする時間に使ってみましょう!
筆者は雨が降るとテント内にこもってパソコンで映画を見たり、カードゲームの UNO を使って楽しく遊んだり、コンビニでお菓子を大量に買い込んでお菓子パーティーを行ったりしています。
隣に閉じこもるのであればその中で楽しい遊びを発見したりすることも雨キャンプの魅力の一つであります。
パートナーとふたりで雨キャンプをしているのであれば風景を見ながらじっくりと将来のことを話し合うのも良い時間になることでしょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?
雨のキャンプは自然がくれたプレゼント!普段できないようなことが出来る時間が取れたり、自分の成長に繋がるような素晴らしい贈り物です!
雨が降ってきて嫌だなぁーとか、面倒くさいなぁーとか出てくると思いますが、雨が降ったら存分に楽しめるようなキャンプの計画をしておく事をお勧めします!
雨はないほうがいいかもしれませんが、雨が降ったらそれはそれで非常に楽しいキャンプになりますし思い出にもなると思います!
あなたも苦手意識を持たず雨キャンプを存分に楽しんでみてくださいね!

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