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キャンプで使用するポータブル電源の選び方!

昨今のキャンプにおいてポータブル電源はとても身近なキャンプギアの一つになって来ました。電化製品が使えるようになると、とても快適なキャンプ生活を送ることがでます。

しかし容量などのもたくさんありどんなものを選んでよいかわかりにくいのも事実。

あなたにとってどのポータブル電源が良いかをわかりやすく説明していきましょう!

キャンプで使用するポータブル電源とは

ポータブル電源を購入しようとしても容量や定格出力出力ポート波形電圧充電方法などさまざまあります 。
ひとつひとつ掘り下げて考えてみましょう!これさえわかればあなたにはどんなポータブル電源が合っているのかよくわかると思います。

容量

ポータブル電源の容量は”Wh(ワットアワー)”で表されます。このWhとは電力かける時間であり、例えば消費電力が300 W の家電製品を1時間使えるということを意味します。
同じように消費電力が150 W の家電製品は2時間使えるということを意味します。
必ず家電製品には消費電力が記載されており。基本的には最大の消費電力が記載されていることが多いのです。
容量と使いたい家電製品を確認することで、だいたい何時間ぐらいポータブル電源を使用することができるのかを確認することができるので前もって計算しておくとよいでしょう!
注意として計算通り100%いくことはなく効率を考えると大体80%ぐらいの時間になるということを覚えておきましょう。
写真のものは505Whの容量のポータブル電源です。消費電力が35Wの扇風機を使う時は約14時間ほど使えるということの計算ができます。

定格出力

定格出力とは電気を出力できる最大出力を表すものです。
消費電力がポータブル電源の出力を超えるものであると使用することができません。
必ずどういった家電製品を使いたいのか、その家電製品の消費電力は何Wなのかを必ず確認して、それに合わせたポータブル電源選びが必要ということになります。

電気毛布 50~80W
扇風機 30~35W
車載冷蔵庫 60~300W
こたつ 300W~500W
ドライヤー 600~1200W

などです。メーカーやサイズにより変わります。

注意したいのがこたつが500Wで使用できたとしても、、この製品は505Whしかないので約1時間しかこたつが使用することができません。もし4時間使いたいのであれば2000Wh以上の容量のポータブル電源を用意しないといけません。
限られた容量の電気を使うためには消費電力を落として長く使うか、大消費電力のものを短い時間で使うかどちらかを選ばざるを得ません。 よく考えてバランスの良い所の商品を持って行く必要がありますね!

出力ポート

ほとんどのポータブル電源にはAC ポート DC ポート USB ポートの3種類が付いています 。
AC ポートというのは家庭用の100Vが使えるコンセント 。
DCポートというのは車のシガーライター12Vが使えるポート。
USB ポートは文字通り USB を挿して使える5Vのポートです。
ひとつあれば携帯を充電したり家庭用家電が使えたり12Vのシガーライターから掃除機を使ったりすることができます。
商品によってポートの数が違いますので、使用したい家電が何台あるのか携帯などの端末ををどのくらい繋ぎたいのかをしておく必要がありますね!

出力波形

ポータブル電源の AC 出力の理由は主に正弦波、短形波、修正正弦波の3種類があります。一般的なコンセントは正弦波になっています。 通常の家庭用電源は正弦波で動くようになっています。
モーターを使う扇風機などは正弦波ではないと動きません。短形波、修正正弦波などで動いたとしてもモーターが焼けてしまったり壊れてしまう可能性がありますので基本的には正弦波が使用されているポータブル電源を使用することをお勧めします 。
短形波、修正正弦波のポータブル電源は非常に安価で売られることが多いです 。ライトなどの単純な商品であれば問題ありませんが、せっかくポータブル電源を購入するのであれば正弦波が使えるポータブル電源を選ぶことを強くお勧めします。

周波数

日本の一般家庭用のコンセントは基本的に東日本は50hz 西日本は60hz です 。引っ越し先でも使えるように今では50hz 60hz をよく見なくても 問題なく使用できるように設計されています 。おすすめはしませんが、60hz 専用の家電製品でも50hz で使用することも可能です 。
高価なポータブル電源では周波数を50hzと60hzに変更することができるものも多くありますが、安価なものは60hzもしくは50hz 固定のものが多いと感じます 。
可能であれば変更できるようなポータブル電源を選ぶことをお勧めします!

キャンプにおけるポータブル電源の役割

ポータブル電源とはリチウムイオン電池、リン酸鉄リチウム電池などに電気を大量に充電し、一般的な100Vが使用できる大容量の蓄電電源です。
サイズも小型のものから大型のものまで様々あります。
キャンプで使いたいのは中型のものから大型のものが使い勝手が非常に良いかと思います 。

持ち運びに便利な小型電源

ちょっとしたキャンプやピクニックで使用するという時にちょうど良いのが容量が300Wh~500Whあるものが小型のもので使い勝手が非常に良いです。
小型の扇風機を動かしたりスマートフォンやカメラの電池を充電するといった用途に適しております。
容量が少ないので電気がすぐになくなってしまいますが、とても小さく持ち運びに便利です。
値段も比較的安価なものが多く手に入りやすいのがメリットと言えますが、海外メーカーも多数あり信頼性が少々低いのがデメリットでもあります。

筆者はコーヒーミルであったりかき氷を作ったりする時に使用します。
コーヒーも一人であればガリガリと削る楽しさもありますが、大人数でのキャンプでコーヒー豆を全員分挽くのは結構大変です 。趣はないですが一気に人数分のコーヒー豆を電化製品のコーヒーミルで一気に挽くのは非常に簡単です 。
また夏のキャンプでは氷を持っていけばかき氷を作ることができます。子供達も非常に喜んでいます。小さめのかき氷機がありますので一つ用意しておくと非常に喜ばれます 。

バランスの取れた中型電源

キャンプで使用されるポータブル電源の中では一番使用している人が多い中型のポータブル電源です。
主に500Wh~1000Whくらいの容量のものが中型と言えるでしょう 。
筆者は 夏には扇風機やポータブル冷蔵庫。冬には電気毛布などに使用しています 。
結構助かるのが車用の掃除機を使用してテント内を掃除することができる事です。どうしても砂や土、小さな虫などがテント内に入ってしまいます。そういった時にはティッシュなどで包んでいましたがポータブル電源があると掃除機で床を掃除することができます。
その他にも色々な使用方法があると思いますので SNS やブログを見てみると面白いと思いますよ!

電気に不安がない大型電源

キャンプで使用されるポータブル電源の中でも最近は値段が落ち着いてきて導入するキャンパーも増えてきた大型電源です。
1000Wh以上のものは大型と言ってよいでしょう。
大型のものの特徴としては容量も非常に多いですが使用出来る最大電力も1500 Wを超えるものもあり、電子レンジやドライヤーなどの非常に電力を使う家電製品も難なく使えてしまいます。
キャンプには電子レンジを持っていかないと思いますが、それだけ使用が出来るという能力を持っているということがかなりの安心感です。
筆者は家庭用の灯油ファンヒーターを一晩使用していても電気がなくなることもなく、テント内が非常に暖かく過ごせました 。
まだ子供が小さいため薪ストーブなどの設備をテント内に置くのが非常に困難な為かなり重宝しています !
注意として値段が高価になり、また重量も重いため運んだりするのは少し大変です。盗難などの被害に遭うという話も聞いたことがありますので取り扱いには注意が必要です!

長期キャンプにはソーラーパネルも

長期でのキャンプでは電気を使い続けるとどうしても容量が無くなってきます 。
そんな時の強い味方はソーラーパネルになります 。
もし100 W 発電できるソーラーパネルがあるとすると6時間太陽光に当てると600 W ポータブル電源に充電することができます 。
ポータブル電源の容量にもよりますが使用用途や使用環境をよく考えて充電したり使用することで長期のキャンプに非常に強い味方になります。
筆者は大型のポータブル電源を持っていなかった時期に、中型のポータブル電源とソーラーパネルで約一週間の真夏キャンプをすることができました。使用したのは扇風機だけでしたがなんとか電気を一週間使うことができました 。
ポータブル電源とソーラーパネルは非常に相性の良い商品だと思います!

有事の際にポータブル電源を

ポータブル電源はキャンプだけで使用するのだけではなく、普段から使用することもできます。 ポータブル電源とソーラーパネルがあればベランダ等で発電しておけば電気代の節約もすることができます 。
また災害の時にも電気が使えなくなってしまうことは多々あります。そんな時に電気が使えるというのは非常に 安心しますし、情報を手に入れることに活躍してくれるでしょう 。
携帯の充電を始めとしテレビをつけたりご飯を炊いたり wi-fi の電源を入れたり、 電気は通常の生活でも欠かせない存在です。もしあなたがキャンプをしないとしてもポータブル電源を準備しておくことは災害大国日本に住むとして必要かもしれません 。

ポータブル電源の注意点

ポータブル電源に使用されている素材によって寿命が変わってきます。どんな商品も 一生使えるものではありません。使用しなければ劣化をしていきますし、たくさん使用しても劣化してきます。
現在は非常に安価になってきましたが今後の商品開発によってもっと高効率で安いものが出てくるかもしれません。購入するタイミングは非常に難しいと思います。必要になったその時が購入するタイミングかもしれませんね。
また、ポータブル電源は寒さに弱いです。真冬のキャンプでは冷えすぎてしまうと 電気を変換することができなくなってしまいます。毛布等で温めたり室内に入れたりとしないと計算より早く電気が使えなくなってしまうことがありますので注意しましょう。

先に述べましたが高価なポータブル電源は盗難される被害も出ております。
大勢の利用するキャンプ場では同じポータブル電源を使用してる方も多くいます。 名前を書くだけではなく自分の持ち物という印を隠してをつけたり、 テントを離れる際にはテント内に入れたり車内に入れたり防犯に対する意識をしっかり持った方が良いと思います 。

まとめ

今回はポータブル電源とキャンプについて話してきました。
昨今のキャンプではポータブル電源を使用してキャンプをするということも必要になってきました。そのおかげでストレスなく楽しいキャンプをすることができるようになりました。
大型のポータブル電源であれば災害の時にも大活躍します。
以前では考えられなかったようなこたつやかき氷機など テント内に持ち込んで行なってる人も見れるようになりました。
あなたのアイディア次第でとても面白いキャンプをすることができると思います!

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