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焚き火初心者必見。焚き火の基本を紹介!

焚き火初心者はどうやって焚き火を楽しむのかがわからないと思います。焚き火はキャンプならではの楽しみ方の一つです。一度体験してしまうとその魅力に取り付けれて、焚き火をするためにキャンプ行くという方が大勢います。筆者もその中のひとりです。

初心者の方はどのように焚き火を行っていいのか?注意点は?薪はどこで購入するのか?などたくさんの疑問があると思います。そんな疑問をこちらの記事ですべて解決できるようにいたしました!

ぜひチャレンジしてみてください!

焚き火初心者の疑問。焚き火をする理由2種

焚き火を使って料理をする

キャンプに来たら焚き火を使って豪快なキャンプ飯を作る!
そんなキャンパーは大勢います。
BBQとは雰囲気がちょっと違って非日常を体験することができるでしょう。

ー 注意点 ー

①火で焼くと黒焦げになってしまいます。
火が轟々と燃え盛っている上でお肉を焼いたり、鍋で湯を沸かしたり、ご飯を炊いたりしていると煤(スス)が直接料理や料理器具に付着して真っ黒になってしまいます。料理をする場合は炭を使用したり、薪が炭になり熾火(おきび)の状態になってから料理を開始しましょう!


②料理を開始するまでに時間がかかる。
火をおこして料理が開始するまでにはそれなりの時間がかかってしまいます。朝食を食べるために薪に火をつけていたら1時間なんてあっという間。時間に余裕をもって開始しましょう!また、朝食には簡単に火がつくガスやアルコールを使用することをおすすめします!

火を見つめて過ごす時間。とても癒やされます。。。

夜の静けさの中、パチパチと燃える炎を見ているだけで心が落ち着き、只々火を見ているだけで幸せに感じれる。
そんな魅力を焚き火は持っています。


友人と酒を飲みながら昔話に花を咲かせ

恋人と普段できない会話をし

家族と将来の話を語り

一人では無心で炎を見つめる


そこには実際に焚き火をしないとわからない不思議で絶妙な空間ができあがります。
キャンパーが挙(こぞ)って焚き火を行うのはその空間に出会うためかもしれません。

ー 注意点 ー
キャンプ場によっては焚き火の終了時間が決まっているところがあります。
チェックインの時に確認しておくことをおすすめします!

焚き火初心者が知っておくべき焚き火台と直火とは

今現在のキャンプ場の殆どでは焚き火台を使用しなければ焚き火をすることができません。
焚き火をすると炭や灰が出てきますが、自然に帰ることのできない炭は適切な処理を行わないといけません。
環境問題の観点や後始末の問題から焚き火台を推奨しているわけです。

少数ですがまだまだ直火OKなキャンプ場もあります。
直火しか味わえない楽しみ方があります。
しかしながらキャンパーのモラルが乏しいと直火が出来なくなってくる可能性も十分あります。
運営されているオーナーや直火を楽しみたいキャンパーのためにもしっかりとルールを守って焚火を楽しみましょう!!

焚き火台① お勧め焚き火台!スノーピーク(snow peak) 焚火台 M 3~4人用

材質 本体/ステンレス、ケース/ナイロン
商品寸法 (長さx幅x高さ) 35 x 35 x 24.8 cm
商品の重量 3.31 キログラム

焚き火台の元祖・焚き火台スノーピーク(snow peak) 焚火台 M。筆者も長年愛用している絶対的な信頼と実績を獲得している商品です。
分厚いステンレス材で出来ていて冗談抜きに一生涯使用でき、初心者から玄人まで安心できる器の大きなキャンプギアと呼べるでしょう。

その丈夫さゆえに直接ダッチオーブンを置いても安定しており、網を置けば食材を焼くことが出来ます。
設置方法も広げるだけと超簡単!
その形から燃焼効率もとても高く、薪をしっかりと灰にしてくれます。

デメリット
・分厚いステンレス材で丈夫に作られているため、他の焚き火台を比べるとかなり重量があります。
・値段は高価な部類に入ります。長く使用できますがお財布とよく相談して購入してください!

焚き火台② コールマン(Coleman) 焚き火シート

●材質:【生地】グラスファイバー
●使用サイズ:約80 x 80cm
●収納時サイズ:約22cm× 22cm×4cm
●重量:330g
●耐熱性600℃

地面の芝のダメージを軽減するために販売された焚き火シートです。
最近では焚き火シートを使用しないで焚き火をしているだけで白い目で見られる事もあるだとか、、、
今後の焚き火では焚き火台と同様に必須アイテムになりそうなキャンプギアです。
持っておいて損はないでしょう、、、

直火① 元来の焚き火である直火方法

人が火を使うようになったころからある姿である直火スタイル。
せっかくアウトドアを楽しむのであれば直火を体験するのも良いでしょう!

昨今の環境問題やモラル上の理由から直火が出来るキャンプ場はかなり少なくなりました。
必ずキャンプ場のスタッフの人に直火の不可を問いましょう。
また、ルールをしっかり守り行ってください!

1、場所の決定
周りに火が燃え移ってしまうような木が無いことを確認してください。
基本的には地面は草のない土か砂利の場所にしましょう!
薪をくべる場所を5cmくらい掘るとわかりやすくなります。

2、周りに大きめの石を設置
コの字になるように石を置きましょう。かまどの雰囲気が出てきます!

3、薪を入れ火をつけて完成です!
薪は自然に落ちている枝を使うとより本来の直火スタイルに早変わり

直火② 直火の注意点

直火の注意点はとてもシンプルです

①持ってきた石などは元に戻しましょう!
作成したかまどをそのままの形にせず、必ず来た時と同じような状態に戻しましょう!

②灰、炭の処理はキャンプ場のルールに従って!
基本は炭や灰はも持ち帰り、お住まいのゴミ処理方法に合わせて処分しましょう!
最近は炭や灰を捨てる所が増えてきました。これはキャンプ場を運営しているオーナー様のおかげです。
キャンパー全員がルール通りに楽しめれば、オーナー様も灰捨て場を置いてくれるでしょう。

③最後には少量の砂をかけて!
直火をするとどうしても地面が煤(スス)によって黒くなってしまいます。
片付けた後に少し砂をかけてあげて見栄えを良くしておきましょう!

薪の入手方法

焚き火には欠かせない薪。
始めはどこで入手すればよいのかわからないですよね?
そんな疑問に答えていきましょう!

入手方法① キャンプ場

キャンプ場にはほぼ必ず薪の販売をしています。
スタッフに人数や時間を伝えると必要な薪を教えてくれます。
中には廃材の木材を無料で分けてくれる所もあります。
現地調達は荷物を減らすことが出来るのでおススメです!

すべてではありませんが薪の値段は少し割高になることが多いです。

入手方法② ホームセンター

キャンプに限らず薪を必要をしている人はいます。
ホームセンターにはそんな人向けに薪を販売しています。
値段も1束800円から1000円程で販売している印象です。
近くのホームセンターやキャンプ場に向かう道中に寄って購入しても良いでしょう!

入手方法③ 山の木を伐採する

自分や知り合いに山を持っていて木を伐採することが出来るならば薪には困ることは無いでしょう。
実際に自宅に薪ストーブを設置している人は、自分で木を伐採し薪にしている人がほとんどです。
知り合いがいなくとも、年に数回伐採木の無料配布といって河川や公園などの伐採した木を無料で配布してくれる市町村もあります。
筆者も何度かお世話になっていおります。

しかしながら一般の人にはかなりハードルが上がります。
・トラック
・チェーンソー
・薪割り機
などたくさんの道具と体力が必要になります。

また伐採したばかりの木には水分が多くある為数年かけて乾燥させないといけません。
薪を置くスペースが必要となるのですべてクリアになった人しかできません。
逆にクリアさえしてしまえば薪問題は解決したといえるでしょう。

入手方法④ キャンプ場の落ち枝を拾う

ソロキャンプで長い時間焚き火をしないのであれば、落ちている枯れ枝を拾うのも良いでしょう。
雨の状況によっては枝自体が湿っていて、煙がたくさん出て目が痛くなることがありますので注意が必要です。
日中に干してよく乾かすか、火の近くにおいて乾かしてから使用しましょう。

また大きめの枝が落ちていれば長い時間燃えてくれます。斧や鋸(ノコギリ)を準備しておくと良いでしょう!
絶対に元気な樹木の枝を折って使わないようにしてくださいね!

焚き火初心者がつまずく薪の選び方

ひとえに薪と言っても違いがあります。
自分が行いたい焚き火スタイルに合わせた薪選びが出来るようになると、ワンランク違った焚き火を楽しむことが出来るようになりますよ!

材質の違い

薪の種類は大きく分けると【広葉樹】と【針葉樹】の2種類になります。

【広葉樹】
簡単に言うと葉っぱが大きな樹木になります。クヌギ、ブナ、桜、欅(ケヤキ)、カシなどです。
特徴として燃焼時間が長くて、熱量が高いという事です。
良く燃えている火床に太めの広葉樹を入れることで長く燃え続けてくれることが出来ます。

【針葉樹】
広葉樹とは反対に葉っぱが針のようにと尖っている樹木です。杉や松、ヒノキが代表格です。
特徴として燃え始めると一気に燃え広がります。
焚き付けに使うととても良いでしょう。また、松ぼっくりや杉の葉っぱもよく燃えるので着火剤の代わりに使用したりもできますよ!
一気に燃えてなくなってしまうので焚き火で使用するとどんどん薪がなくなっていきます。
薪をして使用するならば多めに用意しておくと良いでしょう。

薪の太さ

薪を購入するとその太さは様々です。
焚き付けに太い薪を使用しても火は付かないし、轟々と燃え盛っている火の中に細い薪を入れたらすぐに燃えきってしまいます。火は育てていくもの。その場に合わせた太さを選びましょう!

①細めの薪
直径1から3㎝ほどの細めの薪は焚付用に使用しましょう!
使用しない割り箸やキャンプ場に落ちている枝を拾ってきても良いです。
おすすめは【針葉樹】の木を使うことで簡単に火をつけることができます。

②中くらいの薪
大体5㎝ほどの薪になります。
焚き付け用の薪の上に数本置いておくと自動的に火が燃え移ります。
こちらも【針葉樹】の木を使用すると良いでしょう!
また、熾火(おきび)にして料理を楽しむ場合はこちらの薪をガンガン燃やし熾火にしましょう!

③太い薪
大体10㎝以上の薪を指します。
火が安定したら少数本火にくべます。
薪の周りからゆっくりと火が燃えていき、長時間燃焼していきます。
夜遅い時間やチェックアウトの時間に注意して使用しましょう。

焚き火初心者が実践したい薪の割り方

薪をキャンプ地で割ることができれば荷物を減らす事ができます。
薪を割る行為もキャンプに置いても楽しみの一つです。

【割り方①】
斧やナタを使用をして薪を割ります。薪割り台を使用すると安定して力が入ります。
大きく振りかぶらず薪の頭と刃先を付けながら叩きつけると刃が食い込みます。
もしくは刃を薪の上部に押し付けて別の薪を刃の背中に叩くというバトニングという方法で行うと安全に薪を割ることが出来ます。
必ず革手袋を使用してケガをしないように薪き割を行ってください!

【割り方②】
キンドリングクラッカーという商品があります。ニュージーランドの少女が母親のために開発した、子供でも簡単かつ安全に薪を割る道具です。
刃の上に薪を置き、ハンマーや薪で上からたたくと簡単に薪を割ることが出来ます。
とてもお勧めです!

キンドリングクラッカーをAmazonで購入はこちら!

焚き火初心者から知っておくと良い着火方法

焚き火のスタートである着火です。
方法はいくつもありますがどれも焚き付け用の薪に火をつけるだけ!
始めは焚き付け用の薪の下に着火剤を仕込んでチャッカマンを使用して焚き火を楽しみましょう!

せっかくなのでチャッカマンやマッチ以外の着火方法を紹介します。

ファイヤースターター

チャッカマンではなく自身で火をおこしたい!
そんなあなたはファイヤースターターにたどり着きます。
いわゆる現代版火打石です。
濡れていても、標高が高くても強い火花を散らすことが出来きるのも特徴の一つです。
キャンプ道具に一つ入れておいても良いでしょう!
最近は100均にも置いてあるのでお試しあれ。

玄人向け!ファイヤーピストン

空気を一気に圧縮することで、火種を作る道具です。
その場に落ちている乾いた草や、ティッシュの切れ端などで火種を作ります。
ほんとに小さな火種から大きな焚き火に育てるのも楽しみの一つです。
コツをつかむのが大変ですが、小さな道具一つあればどこでもすぐに気を付けることが出来るようになるでしょう!

焚き火初心者は後始末をしっかりと

焚き火が終わって灰になっていても中でくすぶっている場合があります。
だからと言って水をかけて消そうとすると、急激に冷やされることで焚き火台が変形してしまうかもしれません。
焚き火が終わっても本体が冷えるまではくすぶっているものだと思ってください。
火消壺を使用すると確実に火を消すことが出来ます。
時間があまりない場合は必ず使用しましょう!

キャンプ場によっては灰捨て場があります。
そちらに捨てましょう!

無い場合はしっかりと持ち帰り、市町村に合わせたごみ処理を行ってください。

ロゴス(LOGOS) バーベキュー ポータブル 火消し壺

総重量:(約)1.5kg
サイズ:(約)17×21.8cm 内寸:(約)13.5×16.5cm
収納サイズ:(約)17.5×17.5×22cm
主素材:アルミ

火に時間がかかる炭も、蓋を閉めておけば酸素供給を遮断し早く消すことが出来ます。
そのまま持ち帰ることが出来安心して炭の処理が出来ます!

まとめ

どうでしょうか?
焚き火初心者に送る焚き火の楽しみかたについてはいかがでしたしょうか?
キャンプに行って焚き火をしたくなってきたと思います!

焚き火はやり方のミスや心構えによっては火災や大きなケガを起こしてしまうかもしれません。
楽しむためにしっかりと知識とモラルを身に着けて安全に焚き火を楽しんでください!


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