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キャンプで活躍するダッヂオーブンを詳しく解説!

キャンプでのキャンプ飯は楽しみの一つでしょう。その中でもダッヂオーブンを使用したキャンプ飯はキャンプならではで非常に人気があります。

しかし初めて購入してみようと考えた方はどんなダッヂオーブンを用意すればいいのか、どのように使用すればよいのか、どのようにメンテナンスすればよいのかがわからないと思います。

基本を知ってしまえばダッヂオーブンが一つあるとキャンプの幅が広がり、キャンプ飯の時間がとても有意義になると思います。

今回はダッヂオーブンの基本を記載していきたいと思います。

キャンプで活躍するダッヂオーブンの選び方

ダッヂオーブンと言ってもメーカーや材料が様々ありどれを選んで良いのか、わからなくなってしまいますよね。
まずはいつもキャンプに行く人数や使用条件を考えていましょう!

ダッヂオーブンの選び方 サイズ編

メーカーによってサイズのラインナップが変わってきますので代表的な3サイズを確認していきましょう


8インチ(直径約20㎝程)
 →小さ目なサイズでコンパクトで軽いのが特徴です。少人数やちょっとした料理に使用するのが一般的です。
 →ソロでも活躍しますが、バイクや徒歩でのキャンプにはかさばるかもしれません。

10インチ(直径約25㎝程)
 →ファミリーキャンプで使用するサイズに丁度良いです。
 →筆者が持っているのはこの10インチのサイズのものです。
 →車でのキャンプであればソロキャンプでも使用できるサイズかと思います。

12インチ(直径約30㎝程)
 →グループキャンプやBBQのような大人数の時に活躍するサイズです。
 →大きいので重量もあります。ピザや大きめの丸鳥もそのまま入りますので豪快な料理が楽しめるでしょう!

注意としてオーブンとしての使用をする際には食材がなべ底に焦げ付かないように網を敷くことが多いです。
網を敷くことで高さが出てしまい想像より食材が入らないなんてことはあるあるです。
もしパンやチキン、マグロのカマなどでオーブンとして使用することを考えているのならば実際に商品をよく確認してから購入しましょう!

ダッヂオーブンの選び方 素材編

ダッヂオーブンを選ぶうえで確認したいのは素材です。
基本的にはどんな素材のダッヂオーブンでも問題ありません。
素材によって熱伝導率やメンテナンス方法が変わってきますので購入したダッチオーブンに合わせた使用方法を知っておくのが良いでしょう。

鋳鉄製
 →ダッヂオーブンと言ったら鋳鉄製の物が一般的でしょう。また鉄を育てていく楽しみも感じられるのも特徴の一つ。王道で基本的なダッヂオーブンと言えるでしょう。
 →購入時にはシーズニングを行い油のコーティングをしなければなりません。また使用後にもしっかりと鉄に油をしみ込ませておかないと錆の原因になってしまいます。しかし万が一錆びてしまっても、ヤスリや金たわしなどで錆を取り再度シーズニングを行うことで復活するのも面白い所です。
 →比較的安価で入手が可能で、今ではホームセンターや家具屋でも手に入れることが出来ます!


黒皮鉄板製
 →ユニフレーム製ダッヂオーブンを代表する鉄板を伸ばして作成されたダッヂオーブンです。
 →鋳鉄製と違い、割れることがありません。
 →酸化被膜が鉄を守ってくれているので、使用後に洗剤でゴシゴシ洗ってしまえるのが素晴らしい所。
 →酸化被膜のおかげで錆に非常に強いです。
 →筆者が使用しているのがユニフレーム製10インチのダッヂオーブンで初心者の方こそ使ってもらいたい商品です!

ステンレス製
 →鉄製の物と比べて非常に軽いのが魅力です。
 →ステンレスなので錆に非常に強くシーズニングが必要ありません。もちろん全体を洗剤でガシガシ洗うことが可能なのが魅力です。
 →熱伝導率、蓄熱が非常に高いため調理が楽です。熱伝導率が高い為食材を焦がさないように注意が必要ですね!
 →高額なものが多いですが一生使い続けることが可能で、軽量な為自宅でも使用するのが容易です。予算があれば一番お勧めな素材です。

ダッヂオーブンの選び方 脚の有無編

ダッヂオーブンには足が付いてタイプと付いていないタイプがあります。

脚付きタイプ
 →焚き火台に直接置いたり、直火の際に直接置くことが出来ます。
 →料理が完成して鍋を地面に直接置くシーンでは脚が付いていることで、なべ底が地面に触れないというメリットがあります。
 →脚が1本でも折れてしまうと安定しないので修理や買い替えが必要になります。
 →焚き火やキャンプに特化したダッヂオーブンと言えるでしょう。

脚無タイプ
 →焚き火台や直火に直接置くことも可能ですが、薪や炭が小さくなった時にバランスが崩れるので非常に危険です。焚き火ハンガーやトライポットを使用して調理することで安心して料理を作ることが出来るでしょう!
 →脚がないので自宅のコンロ等で使用が可能です。
 →脚がないので地面に置いた時はなべ底が地面についてしまいます。ダッヂーオーブンスタンドを併用することで解決できます。

自宅で使用したり、焚火ハンガーを使用するのであれば脚無タイプが万人向けと言えますね!

キャンプでのダッヂオーブン調理方法

ダッヂオーブンは、焼く、煮る、揚げる、蒸す、茹でるなど調理のほぼすべてを行える万能調理器具です。
一台あればキャンプ飯でのレパートリーが無限に増えてしまいますね!
ダッヂオーブンならではの代表的な使用方法を確認していきましょう!

ダッヂオーブンでキャンプ飯 煮る編

ダッヂオーブンを使って食材を煮るという調理はとても一般的です。
秋や冬などでは暖かい料理は非常に助かります。

肉じゃがやもつ煮込み、ポトフやおでんなどはとても人気です。
ダッヂオーブンの蓋はとても重いため圧力鍋のように使用することも可能で、食材が柔らかく煮込まれるというメリットがあります。
また無水料理もすることが出来るので、野菜やトマトの水分だけで作るカレーは筆者のキャンプでとても人気の料理です!

ダッヂオーブンでキャンプ飯 オーブン編

せっかくダッヂオーブンを入手したのであればオーブンとして活用したいところです。

オーブンではチキンやパン、ローストビーフや釜焼き、ピザやスペアリブなどとても多くの人気キャンプ飯を作ることが出来ます。何より完成した際に蓋を開ける瞬間は毎回楽しみの一つです!

なべ底に食材が焦げ付かないように、網で底上げしたり、クッキングシートなどを活用しましょう!

しっかりオーブン全体が熱くなるように必ず蓋の上にも炭を載せて上下から熱を加えていきましょう!
SNS映え確実な調理方法ですね!

ダッヂオーブンでキャンプ飯 燻製編

キャンプで密かに人気なのが燻製をすることです。
ダッヂオーブンを使えば熱燻を行うことが出来ます。

内部にアルミ箔を敷き中央にウッドチップを載せます。肉を燻製する場合は油が垂れて内部で発火しないようにウッドチップにアルミ箔で守ります。
そのまま網を入れて食材を載せ蓋をして火にくべれば完成します!

実際は燻製したものは少し寝かして次の日に食べるのがおいしいのですが、出来立てを食べてしまうとそのまま食べてしまいますね。本当においしい燻製を食べることが出来ます。

注意としてダッヂオーブンを使用しての燻製は、本体に燻製の臭いが付きますのでアルミ箔で養生をしっかりしましょう!

ダッヂオーブンでキャンプ飯 蒸し編

ダッヂオーブンを使用しての蒸し料理も非常に人気があります。

筆者は出来合いの肉まんや、手作りシュウマイなどをキャンプで定番としています。
その他にも蒸し鳥や蒸し野菜もとてもおいしく作ることが出来ます。

鍋内もあまり汚れないのでとてもお勧めです!

ダッチオーブンのお手入れ方法

とても大切なメンテナンス方法です。
素材によりますが鉄製もダッヂオーブンは非常に錆びやすく、年間で数回しか使用しない方は特に中が必要です。
せっかく購入した大切な商品が使用しようとして錆びだらけだと気分が上がりません。
しっかりメンテナンスすれば一生使用することが出来ます!

シーズニングで油膜を作ろう

商品や素材に寄りますが鋳鉄製のダッヂオーブンでは“シーズニング”と言われる儀式が必要となります。
シーズニングとは鉄に対して油をコーティングすることで油膜を張り、ザビ防止や焦げ付きを防止する役割があります。
中華屋で使用されている鉄なべが焦げ付かなかったりするのはこの油膜があるからです。

基本的な方法は
①全体を食器用洗剤で良く洗います。これは購入時のワックスや油を取り除くためです。
②よく乾燥させたらがダッヂオーブン内に植物油やオリーブオイルを塗ります。余計な油はふき取ってください。
③本体を火にかけ煙が出るまでよく焼きます。そのまま煙が出なくなるまで焼き切ります。
 ※自宅用のガスコンロにはSIセンサーという高温を感知して火を弱めてしまう機能が付いています。SIセンサー付きのコンロではシーズニングを行うことが出来ないので、焚き火やカセットコンロを使用してください。
④②と③を4~5回ほど繰り返します。
⑤油を入れくず野菜を炒めます。(人参の皮やネギの青い部分、キャベツの芯など)
 ※底だけでなく壁側でもしっかり熱を入れて野菜を炒めましょう!
⑥野菜を捨てダッヂオーブン全体(外側含めて)に油を薄く塗りましょう!
⑦完成!

注意として蓋の内側も別でシーズニングを行ってください。
蓋はひっくり返せばフライパンとしても使用することが出来ます。

本体はかなり熱いので火傷に注意して、自然に熱が取れるのを待ちましょう。
絶対に熱々の鉄鍋を水で冷やそうとしないでください。本体が割れてしまいます。

使用後のメンテナンス方法

さぁ楽しいキャンプ飯を堪能した後はダッヂオーブンをメンテナンスして片付けましょう!
油をふんだんに使用した料理などはびっしりと汚れが付着していると思われます。

①取れる汚れはキッチンペーパーなどで取り除きます。
②水を半分ほど入れて鍋を沸騰するまで火にかけます。もし本体が熱いのであれば割れ防止のためにお湯を入れてくださいね!
③しばらく沸騰してくると鍋底の汚れが浮いてくるので、木べらや柔らかいスポンジなどで汚れをこそぎ取っていきます。
※金たわしや洗剤はシーズニングで出来た油膜が取れてしまうので使用しないでください。
④よく乾かしたのち、本体全体に油を塗ります。
⑤完成!

ダッヂオーブンメンテナンスの注意点

ダッヂオーブンの注意点は2点です。

①洗剤や金たわしなどの金属を使って洗わない!
 洗剤や金たわしなど使って洗うと油膜が取れてしまい、錆の発生につながります。
 しかし料理によってはこれが焦げが落ちなかったり、全体的に汚れてきた際に洗剤を使いたい場面も多々あるのも事実。そんな場合は思い切って洗剤を使ってガシガシ洗ってしまいましょう!
 そのあと再度シーズニングを行って油膜を付けて行けば大丈夫です!

②熱々のダッヂオーブンに水を入れない
 鉄が急冷されると鉄が変形して本体が割れてしまう可能性があります!割れなくても歪んでしまって蓋が入らないなんて事が発生する恐れがりますので行わないようにしましょう!

ステンレス素材のダッヂオーブンであればシーズニングが不要ですので洗剤を使って毎回ガシガシ洗えるというメリットがあります。
また黒皮鉄板製は一枚の鉄板を引き延ばして作っているので割れることがありません。
このように素材によって全くメンテナンス方法が異なってきますので、購入した商品の説明書を熟読しそちらの方法でメンテナンスを行って下さい!

ダッヂオーブンが錆びてしまった際の対処法

メンテナンスがうまくいかなかったり、数年も放置してしまったダッヂオーブンは錆びてしまう時があります。
よくあるのが蓋や取っ手が錆びてしまう事です。
これはメンテナンスの際に油の塗布が本体の内外がメインで、蓋や取っ手に油を塗りこむことが出来ない場合です。
またキャンプ用品として普段使いをしないことから、野外の倉庫などに保管していて湿気によって錆びてしまう事も少なくありません。

そんな場合は紙やすりや金たわしなどで錆をしっかり落としてから、洗剤でしっかり洗ったのちに再度
シーズニングを行えば何事もなかった復活してくれます。
ダッヂオーブンの面白い所ですね!

可能であれば普段使いの鍋として活用できれば、錆びることが無くなりますので検討してみてください!

ダッヂオーブンにお勧めなアイテム

筆者の商品である『焚き火用アイアンハンガー デラックスセット ダッヂーブン対応品』です。

宣伝になりますが、一つ一つ筆者が手作りしております。
元々は自分のキャンプに使用するために作成していた商品ですが、多くのお客様が使用していただけることになっております。
キャンプ好きな筆者が焚き火の為に作成した、無骨キャンプギアです。
一生使用できるよう丈夫に作られています。
ダッヂオーブンのお供に最適です!

タムタムDIYの商品ページでの購入はこちら!

まとめ

今回はダッヂオーブンについて記事にしてきました。
取り扱いは少々手間かもしれませんが、一度使用してみると病みつき間違いないです!
これから購入を考えてる人は必ず現品を見てサイズや重さを体験してください。
また材質によってお手入れ方法が変わってくるので定員さんやキャンプで使用している人の話を聞いてみることをお勧めします!

ぜひ楽しいキャンプ飯の時間を楽しんでくださいね!

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