日本には当然ながら四季があり基本的にどの季節でもキャンプは出来ます。
しかしながら初心者の方にとっての冬キャンプは、準備がしっかりできていないと命にかかわってくる危険があります。
もしあなたが初心者であるならば、春か秋のキャンプデートをすることをお勧めします。
夏は、暑さの問題、虫問題、湿気のベタベタ問題があります。
春や秋は比較的、日中から朝方まで過ごしやすくキャンプを行うのにとても適している季節です。
負担なくキャンプ行うためにまずは春・秋でのキャンプ計画を立ててみましょう！

キャンプと言っても必ずお泊りだけとは限りません。
デイキャンプと言ってお泊りはせず日帰りのキャンプという方法もあります。
荷物も少なくて済み、お泊りの不安もないのでキャンプデート初心者にはとても向いています。
もしかしたら、パートナーが野外活動において虫や汚れなどに強いストレスを感じたまま泊まらないといけない、というような環境になってしまうとせっかくのデートが牢獄に入れられたような仕打ちになってしまいます。
デイキャンプでお互い楽しくキャンプできたことを確認し、二人でお泊りできるというモチベーションを確認したのちにお泊りキャンプを行うといいでしょう！

キャンプ場は昨今本当にいろいろな所にあります。
考えないといけないのが環境です。
海辺、湖畔、山、森、平原などあります。
それぞれ特色が違うので二人でよく話し合ってみてください。
また、有料、無料、格安と金額も違います。
無料や格安な所は自治会や地主の方が経営していたりしますが、設備が乏しいところもあるので初心者には不向きなところが多いです。
最低でもシャワー室があり、トイレや水場がきれいな所の方が女性は喜んでくれます。
行こうと思ったキャンプ場の情報を良く調べて行くようにしましょう！

キャンプスタイルも様々です。一例ですが

・グランピング：ホテルとキャンプのハイブリット型。手ぶらでキャンプのような体験が味わえる。おしゃれ。
・キャンピングカー：車内でキャンプが行える。キャンプの準備もほぼなくエアコンも完備。レンタルも有り。
・手ぶらキャンプ：キャンプ場のキャンプ道具をレンタル。道具をそろえなくても簡単にキャンプが楽しめる。
・キャンプ道具をそろえてキャンプ：自分で好きなメーカー、商品を購入しキャンプを行う。

などあります。初心者であればグランピングや手ぶらキャンプから行うと簡単に始められると思います！

キャンプは非日常を味わうことが出来るものです。
パートナーの普段とはまた違った顔を見ることが出来ます。
少ない道具や限られた環境でおいしいご飯を作ったり、テントや椅子などテントサイトを作ったりすることは普段のデートでは見ることが出来ません。
実はアウトドア能力が高く尊敬できる面が見つかったり、不便に対して気を使ってくれたり良くも悪くもいつもと違うパートナーの価値観であったり性格を見ることが出来ます。
将来を考えると災害などの有事の際に落ち着いて行動できるかなども垣間見ることが出来るでしょう。

長く付き合っているカップルほどマンネリ防止にキャンプデートはガラッと環境が変わるのでとてもお勧めです！

キャンプはゆったりと時間が流れていきます。
また食事を始める時間は早い傾向にあります。食事が終わると基本的には暇になります。
焚き火を楽しんだり、夜の森も散策したり、つまみながらお酒を楽しんだりすることでしょう。
終電もラストオーダーもなくゆっくりと二人の会話をする時間がとることが容易です。
二人の将来の事や夢などを語る時間は二人にとって、とても大切な時間になります。
せっかくなので普段できないような話に花を咲かせてみましょう！

もし二人の共通の趣味が『キャンプ』であればとても素晴らしいことです。
一緒にアウトドアショップ巡りをしたり、キャンプで作るようなキャンプ飯を家で作ってみたりすることが出来るでしょう。
もし将来一緒になることになったとして、お互いの趣味が同じであればキャンプギアの購入も理解があります。
二人でいろいろなキャンプ場をめぐりたくさんの思い出が出来る事でしょう。
子供が出来たのならば家族でキャンプを行い家族の絆や思い出作りが出来ます。
とても素晴らしいことだお思います！

キャンプの醍醐味であるキャンプ飯。
どんな料理を作るかで食材や調理器具が変わってきます。
事前にどんな料理に挑戦するのかを二人で決めておきましょう。
キャンプ飯でSNSやWEBサイトを見ると無数に出てきます。
一緒に買い出しに行ったり予行練習が出来れば二人の関係はグッとよくなることでしょう！
もし失敗してしまってもそれすらも良い思い出になります。

もちろん、カレーや焼き肉などの定番でも全然大丈夫！

日中は何をしましょう？
そんな時は近くのアクティビティを探してみましょう。
最近ではキャンプ場で行っているものもあります。

釣り、カヌー、フルーツ狩り、スカイダイビング、登山、蝋燭作りなどいくらでもあります。
日中に行った内容を夜のおかずにご飯を食べるのは贅沢の極みかもしれないですね！

キャンプの醍醐味の一つである焚き火も挑戦してみましょう！
初心者から玄人まで誰でも楽しめます。
種火から火を育てていくことはとても楽しいものです。
焚き火をボーっと見ている時間も楽しいものですし、薪を入れていくタイミングを二人で探りながら共同作業で行ってみましょう！
またキャンプに行きたくなること間違えなしです！

特に夏の季節にキャンプやデイキャンプを行う時は虫に対して対策をしましょう！
蚊、蚋(ブユ)、蜂など刺されると痒く腫れあがってしまう時もあります。
また灯りに羽虫が飛んできたり、カナブンやカミキリムシ、カブトムシや蛾やカエルなど様々な昆虫や虫がテントサイトに来ます。
虫が大嫌いな方にはかなり厳しい環境と言えるでしょう。

虫よけスプレーや蚊取り線香を準備し、長袖長ズボンでキャンプすることをお勧めします。
虫よけ用のランタンや蝋燭なども活用できます。

春や秋になれば落ち着きますので、あえて夏は避けてみるのも良いですね！
キャンプに行く前に必ず伝えましょう！

キャンプ場によってはトイレが男女共同であったり、汲み取り式のトイレのところがあります。
トイレが汚い所だとそれだけでキャンプが嫌になってくる方も多くいます。
筆者もトイレは綺麗な所の方が好きです。
キャンプ場を決めるときには必ずよく確認しストレスが溜まらないようなキャンプ場を選ぶのも大切です！
最近は見ませんがトイレットペーパーが無い所もあります。
キャンプ道具セットに一つ準備しておくと安心です。

また水場も何個も用意されているキャンプ場の方が良いでしょう。
キャンプサイトから離れると水を運ぶのが大変ですし、時間によっては大変込み合います。
こちらもよく確認しておいた方が良いでしょう！

キャンプは意外と汗をかきます。
テントの設営で汗をかき、焚き火などで煤臭くなります。
キャンプ場にはコインシャワーや風呂がある所がありますが、何もない場合もあります。
キャンプでのデートではお互い汗は流していたいものです。
キャンプ場に設備があるのか、予約制なのか確認しておきましょう！

またキャンプ場の近くには温泉施設がある場合もあるので、テント設営が終わったら買い出しがてら温泉に入ってくるのも良いですね！
筆者は万が一風呂設備が故障してしまっていては入れない場合を考えて、サーファーが使用する簡易シャワー設備とポータブルの脱衣場を持っていきます。

初めてのキャンプは刺激的な反面、拒絶反応も多い場合があります。
慣れない環境で、虫問題や暑さ問題など様々な問題が出てきてしまうかもしれません。
先にも述べましたが、初めてのキャンプデートはデイキャンプにしたり、グランピングでキャンプしましょう！

大切なのは二人が楽しい時間を過ごすことです。
どちらかがつらい思いをするのなら思い切ってキャンプを切り上げて観光ホテルなどに宿泊する方がお互い良いと思います。
決して自分の価値観を押し付けず、思いやりを持って気を使っていくことが大切です！