マングローブ炭はホームセンターやコンビニエンスストア、100円ショップでも入手が簡単にでき 非常に安価に手に入る炭です。
3キロで300円から500円ぐらいで購入できるので誰でも見たことがある炭の一つだと思います。
バーベキューとかでも大活躍する炭で非常に身近な炭の一つです。
特徴としては火がとてもつきやすいので扱いは簡単ですが、 逆に火の持ちが悪いため 何度も何度も炭を足さないとあっという間に燃え尽きてしまいます。
また肉の油が落ちることで炎が上がるので肉が真っ黒く焼けてしまったり 煙がたくさん出てくるのも 特徴の一つです。
安く手に入って入手も簡単なので使用している人は多いのですが、網の上で肉を焼くような料理には不向きな炭ともいえるでしょう。

とりあえず炭を使った料理は短時間にして、その後の焚き火などに時間を使う方には、 マングローブ炭はコスパも良くおすすめできるでしょう！

オガ炭は木材を製材する時に出てくるオガ屑を圧縮加熱して成形した炭です。見た目の特徴としては丸穴が開いている炭です。
主にホームセンターやアウトドアショップで販売されています。
マングローブ炭よりは高価なものになりますが使い勝手が非常に良い炭です。
特徴としては マングローブ炭に比べ火がつきにくいことが挙げられますが、 一度火をつけるととても火持ちが良く臭いや煙も少ないので扱いが簡単です。 何度も何度も足さないといけないマングローブ炭と比べると非常にストレスなく使用することができるので 筆者のメインはこのオガ炭になっています。

がっつりと長時間炭を使った料理を楽しむような方、グループ キャンプやファミリーキャンプなどの大人数でキャンプするような方には非常におすすめです。

黒炭はナラやカシやクヌギ などを低温で炭化させた木炭です。
岩手切炭が非常に有名です。
ホームセンターやアウトドアショップで購入することができます。 こちらも非常にスタンダードな炭です。
マングローブ炭とは違い長さも切り揃えられているのが 見た目の特徴です。
特徴としては火付きが簡単で煙が少ないところです。
火持ちとしてはマングローブ炭よりは長く、オガ炭よりは短いというところです。
黒炭もスタンダードが炭なのでおすすめですが、 使い勝手の面ではオガ炭の方が使いやすいので 筆者はあまり使わない炭になっています。

がっつりと長時間炭を使った料理を楽しむような方、グループ キャンプやファミリーキャンプなどの大人数でキャンプするような方には非常におすすめです。

白炭といえば備長炭がその代表です。
かなりの高温で炭化させ、バーベキューに限らず浄水や消臭 などにも使われる高級な炭の一つです。
筆者も昔使用したことがありますが、火付けが非常に難しくかなり苦労したことを覚えています。 ただし一度火がついてしまえば長期間燃焼し続けます。
備長炭の燃焼時間は長いためキャンプなどで使用するには手に余ってしまう炭と感じます。
焼き鳥店や焼肉店などの業務店などが使用することに向いているのかと感じます。

じっくりと自分の料理と向き合ったりキャンプのメインが料理であるような方にはおすすめできます。ソロキャンプなどで焼き鳥や 魚などを 大切に焼くような職人のような方におすすめできると思います。

着火加工成形炭とは呼んで字のごとく、着火しやすいように加工がされた炭のことです。
ヤシ殻やおがくずを練り込んだものや、着火剤を染み込ませた商品など様々な種類があります。
特徴としては着火自体がとても簡単なので、 初心者の方や荷物を減らしたい方などにおすすめです。すぐに火をつけることが可能なので、小さいお子さんとのキャンプや、時間がない方などにも非常におすすめできる炭になっています。
デメリットとしては価格が若干高くなるのと、湿気に非常に弱いので使い切るということが必要になってきます。

火着付けの初心者の方や時間のない方、 荷物を減らしたいソロキャンパーなどにはおすすめできると思います。

炭ではないですがキャンプにおいて薪を上手に使いこなすことで、炭自体を必要としなくなる場合が多々あります。
例えば 網の上でお肉を焼くのであれば、 薪を燃やした後の熾火(おきび)の状態にすることで炭と同じ効果を得ることができます。 逆に言うと この熾火の状態にしていない状態でお肉を焼いたり、 鍋を置くと黒くなってしまい失敗の原因になります。
また、よく考えて薪を使わなければ、その後に行う 焚き火のための薪がなくなってしまうので調節が必要になります。
薪をうまく使うことができれば炭自体を用意する必要がないので 非常におすすめの一つです。